
サンスターグループ・STARLECS(スターレックス)株式会社(以下STARLECS)では、USBデバイス制御を行なう目的として、国内総代理店である株式会社ラネクシーが扱う「DeviceLock」を導入した。その効果と経緯についてSTARLECS情報システム部 シニアマネージャー 前岩夫氏、同部 芦田加代子氏に詳しく聞いた。
サンスターグループ全体の社内サービスを提供するSTARLECS
―― STARLECSの役割をお教えください。
STARLECSでは情報システム、総務、ロジステックス、カスタマーサービスを国内サンスターグループ全体に提供しています。
その中で我々情報システム部は情報システム企画・開発・運用・保守を行なっています。
DeviceLockはサンスターにあるほぼ全てのPCで稼動
―― DeviceLock導入後の状況はいかがですか?

国内サンスターグループ2000台のPC上で主としてUSBメモリの使用を制御しています。
社員にはUSBを含んだ全デバイス制御開始を事前通知した事もあって大きな混乱はありませんでした。若干の問合せはありましたが全て想定範囲内でした。
個人情報保護法の施行により、USBメモリからの情報漏洩を意識
―― 情報漏洩対策を強化しようと思われたきっかけを教えてください。
2005年の個人情報保護法の施行により、情報漏洩を含めた情報の取り扱い方について社内で意識するようになりました。
弊社では年に1度、PCを利用しているユーザに対し、アンケート形式で満足度調査を行っております。その中で、USBメモリを社内でどれくらいの社員が使用するか調査したところ、アンケート回答数約800名のうち半数以上の450名もの社員がUSBメモリを使用していました。
「USBメモリからの、情報漏洩対策を手がけた方がいい」と部内協議を開始しました。
―― 何故USBメモリからの情報漏洩を心配されるのでしょうか?
以下の特性によります。
- 大容量である
1GB以上のUSBメモリも安価な価格で購入できます。画像やイラストを多用した営業用プレゼン資料、通販の顧客データも一つのUSBメモリに格納できてしまいます。便利な反面、紛失の際に社会的問題に発展する可能性があります。
- 小型すぎる
持ち運びが便利ではありますが、メモリーを紛失するリスクが伴います。
強制暗号化USBメモリ導入とデバイス制御ソフトウェア導入検討開始
―― USBメモリからの情報漏洩をどのように対策する事にしたのでしょうか?
USBメモリを紛失しても、情報漏洩が起こらないようにすることを想定しました。それには、USBメモリ内の情報を暗号化してしまえば紛失しても安全です。そこで、強制暗号化USBメモリを導入する提案を会社上層部へ行い、予算を確保しました。
―― デバイス制御ソフトウェア検討のきっかけをお教えください。
強制暗号化したUSBメモリを導入しても、社員が使ってくれなくてはあまり意味がありません。そこで、USBデバイス制御ソフトウェアも合わせて検討する事にしました。再度上層部に提案し、強制暗号化USBメモリ、デバイス制御ソフトウェア両方の導入の予算を確保しました。
PCにバンドルされていたデバイス制御ソフトウェアでは不十分
―― 検討したデバイス制御ソフトウェアはDeviceLock以外にもありましたか?
実は既に導入済みのPCへのバンドルソフトウェアとしてデバイス制御ソフトウェアが添付されていました。導入台数も数百台もあった関係で、このデバイス制御ソフトウェアを追加購入することで、社内的にはほぼ決定していました。
―― 決定直前で留まった理由をお教えください。
そのまま使えるPCもあったのですが、バージョンアップが必要なPCも多かったのです。しかもバージョンアップ費用が予想以上に掛かることが判りました。また、動作検証を進めていきますと、集中管理ツールで設定変更した場合、PC側で再起動を要求するメッセージが出力され、再起動しないと設定が反映されないということも判明しました。あと、USBメモリに対して「読み込みだけ」といった細かな設定ができませんでした。そこで、システム運用をお願いしている業者さんに相談したところ「DeivceLock」の存在を知りました。早速ラネクシーさんのホームページから情報を入手し、試用版を請求いたしました。
DeviceLockは全ての要望を満たしている
―― DeviceLockに採用決定した理由をお教えください。
我々からの要望を全て満たしているからです。
具体的には以下です。
- Push型インストールが可能だった
- PC利用者に負担をかけることなくスムーズにインストール可能です。PC利用者がデバイス制御を開始した事に気づく事はありませんし、再起動の必要もありません。そのまま通常通りのPC利用ができます。
- 集中管理、細かな設定が可能だった
- 1台の管理用PCから全てリモートで個別のPCへの設定が可能で、設定変更した際にもPC側で再起動の必要がありませんでした。またUSBメモリに関しては「読み込みのみ」「書き込みも可能」等の細かな設定が可能です。
- 価格が予算範囲内だった
- 2000ユーザーライセンスを導入することで1ユーザーあたりのライセンス費用を想定予算内に納める事が出来ました。
ラネクシーのサポートにも安心できました。弊社及び運用をお願いしている会社からの問い合わせにも対応いただきました。
DeviceLockへの要望・ラネクシーへのメッセージ
―― DeviceLockへの要望をお聞かせください。
私共の工場ライン内には、特殊機器があり、USBデバイスが搭載されています。
このような工場にあるような非常に稀な機器に対しても、カスタマイズやサポートを是非行って頂きたいと思います。
―― ラネクシーへの要望をお聞かせください。
良いソフトウェアをリーズナブルな価格で提供していただきました。今後も継続して情報提供をお願いします。
概要
サンスターグループ
http://jp.sunstar.com/