使いやすい情報漏洩対策ソフトウェアって?
~RunDXがVer 2.0で使いやすさが進化~

最終更新日:2025年3月7日

ラネクシーの情報漏洩対策ツールであるRunDXがVer 2.0として進化しました。
進化したポイントとしては 1.ダッシュボード機能 2.ユーザー毎の設定 3.大規模利用 4.AD環境での利用があります。

今回は、まずダッシュボード機能を見ながらRunDXがどんなふうに変わったか、より簡単に感覚的に操作できるようになったポイントをチェックしていきたいと思います。
ご案内はいつものランDXコラムを担当する株式会社ラネクシー 鍵八がお届けします。

悪意がなくても起こる情報漏洩

情報漏洩を守る番犬「鍵八」としては、重要なデータを抜き取ろうとする悪意のある人間には吠え掛かってもいいのですが、実は情報漏洩の多くは悪意のない事故によって起きるのです。

たとえば2023年熊本県天草市の病院で発生した情報漏洩事件をご存じでしょうか?
同病院の委託業者が患者132人分の個人情報を含むデータをコピーして持ち出した際に紛失しまったという事故が発生しました。
このデータには、患者の氏名・住所・患者IDなどが含まれており、万が一外部に流出すればプライバシー侵害につながる恐れがありました。
幸いにもこのUSBメモリは後に発見されましたが、「持ち出させるつもりはなかった」「ついうっかりUSBメモリを紛失してしまった」といった、悪意のないミスが大きな情報漏洩の原因になり得ることを示しています。

navigate_next参考:天草市 牛深市民病院「個人情報を含むUSBメモリの紛失について」

パッと見ただけで分かるから、使いやすい

「悪意はないのに、気づかないうちに情報を漏洩してしまうかもしれない」——そんなリスクを減らすために、まずは最も情報を保存する機会が多いUSBメモリの制御から考えてみましょう。

RunDX Ver 2.0では、リニューアルによって管理コンソールを開くと、まずダッシュボード画面が表示される仕様になりました。
持ち出し件数をグラフ化したダッシュボード画面により、管理者は視覚的に状況を把握しやすくなったことで「あれ? この日はデータの持ち出しが多いな?」「普段と違うUSBデバイスが使われている?」といった異変にすぐ気づけるようになります。

また、Ver 2.0からダッシュボード画面でサーバーの稼働状況を一目で把握できるようになりました。
これにより、「サーバーのステータスが異常を示している?」「ストレージの空き容量が少なくなってきている!」といった変化に気づきやすくなり、トラブルに早く対応ができます。

かんたん操作で使いやすい

情報漏洩のリスクを減らすために、制御の設定をしたい。
では、実際にRunDXでUSBメモリの制限を設定するにはどうしたらいいんでしょうか?

  1. ダッシュボード画面から[ポリシー設定]に移動して
  2. 使わせたくないものがUSBメモリだった場合[ストレージ]の[禁止]にチェックを入れて
  3. [保存]を押します。

たったこれだけで準備OKです。
この状態でUSBを使ってみると。。。。

[アクセスできません]のエラーメッセージが!
こんなに簡単に設定ができました。管理画面が分かりやすくて鍵八でも使えました!

まとめ

ver2.0に進化したRunDXなら見やすい管理画面と直感的な操作で、誰でも簡単に情報漏洩対策を実施できます。
USBメモリの制御はもちろん、データ持ち出しの監視やサーバーの稼働状況の確認も、すべてダッシュボードで一目で把握!
「シンプルでわかりやすいセキュリティ対策を導入したい」そんな方に、RunDXはぴったりの選択肢ですのでぜひ、みなさんも試してみてくださいね。下のトライアルボタンから申し込んでもらえたら30日間無料でお試しができますよ。

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この記事を書いた人

株式会社ラネクシー RunDX担当プリセールス 鍵八

RunDXリリース時期にRunDX担当となったことで情報セキュリティ対策について勉強中。
バージョンアップするRunDXと共にバージョンアップを目指してます。

投稿日:2025年02月25日

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